病気のこと。家族のこと。はまってること等徒然なるままに。

潰瘍性大腸炎を発症し、腰痛、股関節痛と40を過ぎて次々に体調不良に。仕事も辞めたので、ゆっくり療養しながら思った事を自由に書きます。

「ちょっと図々しく」は、悪い事じゃない

夏休みで息子が帰って来ました。

大学の近くで一人暮らしをしています。


息子には、父と娘でスリランカ旅行に行く事を話してなかったので、経緯を話しました。

(私の感想も含めてね)


(少し余談。前回の私の心の揺れ…)

(棚ぼたで、海外旅行を難なくゲットした娘に最初は、何も感情も湧きませんでした。

だって、私は体調不良で旅行に行けない。

誰が旅行に行っても行かなくても、私自身が行けない状況は、何一つ変わらないでしょ。だから娘に対しても旅行に連れてって貰える時、「あら良かったね~」と、冷静に思ってたはずなのに、時間の経過とともに、もう一人の私が変な感情が勝手に言うんです。「何かズルくない?」と根っこのエゴの感情が出てきてムカムカして自分でもビックリ。)


これを、息子に話して。

最初は、自分でも冷静なんだけど「ねえズルくない?」って段々思い始めちゃって。「マインドフルネスしなきゃだよね。根っこにあるエゴにビックリした」

私に似て、冷静で甘えられないタイプの息子だから内心「その通りです。つじつまが合ってないです。」みたいな苦笑いをされて、その場を流されました。


その後、娘がバイトから帰宅。

ご飯を食べながら3人で何気ない雑談。

(今日の出来事や、最近見たネットフリックスの事)


その後、主人が帰宅。

ここで、話題が一転。

息子が「スリランカの話聞いて無いんだけどー」「いつ決まったの?」


主人「最近だよ。」

息子「へぇ~。」「いいな~。」「お姉ちゃんズルいよ~。」

と遠慮がちに、でもいきなりな感じ。


(やっぱり息子も、自分の利益が絡むと冷静さとエゴが見え隠れ)

そしたら、主人の反応が嫌そうじゃなく嬉しそうに…

主人「え~。行きたいの~?」

困ってないのに、困ったな~。みたいな感じの声。

この状況に私も娘も息子も目を合わせて思った。うんうん。行けー。

「チャーンス」あと一押し❗

息子「行きたーい」


はい。OK 出ました。

そこで息子が一言。

息子「お父さんチョローい」ニコニコ。

主人「チョロいって言わないでくれよー。」

息子「いや~もっとハードル高いと思ってた」

私「人生、多少図々しくなる方が得だね」


主人が「あ~あ~」ってまた一言呟いてたけど、娘の殺し文句以来、完全に「家族旅行」の頭に切り変わっていたみたいで。

息子の参加も「付いて来たいなら、ご自由に」って感じでした。


私「重たい荷物とか持って貰えば」

子供たち「そうだよ。何でも出来るんだよ」

主人「よし分かった。調べるのとか2人に全部任せよう。楽させて貰う。」まんざらでもなさそう。

家族がみんな、嬉しそう。


それを見てる私も嬉しい。