病気のこと。家族のこと。はまってること等徒然なるままに。

潰瘍性大腸炎を発症し、腰痛、股関節痛と40を過ぎて次々に体調不良に。仕事も辞めたので、ゆっくり療養しながら思った事を自由に書きます。

「息子の就活」第一段

一人暮らしをしている大学生の息子が帰省中です。

大学3年生ですが、夏のインターンを2社受けています。

1社目は、超人気企業で難関です。

2社目の企業は、こちらも東証一部上場の有名企業ですが、行けるかもの期待。


1社目は「チャンスは1度切り」で今回受けるか悩んでました。

私も知らなかったんですが、ここは夏のインターンで、通らないと、来春の就活の申し込は出来ない仕組みになっているそう。

厳しいね。


夏のインターンは「青田刈り」

「意識高い系」の学生が世の中の動きより早く行動する人達の就活。


だから、枠も少ないけど早く決まる可能性があります。

息子は、かなり準備不足だけど周りの友人の動きに影響を受けてチャレンジしました。


2社目は、数日間のインターンで、その間バイト代が支給されるという、通れば2度嬉しい企業。


受ける所までは知っていましたが、結果を知らないので聞いて見ました。


「両者とも通らなかった」


あ~残念です。


1社目は来春も受けられない残念さ💦

2社目は、少し期待していたのに…の残念さ💦

2社目は息子いわく「バイト代か出るから難関だった」と。

確かに「今の御時世、インターンでお金出る所無いもんね」


という結果で落ち込んでました。


子供が落ち込むと、私も一緒に悲しくなる。

どうにかしてあげたくなる。

どうにも出来ないけど。


息子「就活イヤだー」

  「自分が何したいかなんて分からない」

  「自己アピールなんて出来ない」

  「何が人より勝ってるかなんて堂々と言えない」


本当にそう思う。

私の就活の時も悩みました。

人より優れている所なんて、良くみても「協調性がある」「料理が出来る」位です。

この程度で、他の人より私を取ってくれる訳ないと、自信なんて全くなかった。

今でも無いけど。


息子が「お姉ちゃんは凄いよね」と。


娘は、根は真面目だけど、若干チャラい。

良く言えば「楽天的」悪く言うと「深く考えない」お調子者。

息子は、根も真面目。スポーツマン。思考力大。根暗じゃないけど素朴過ぎで、チャラさがないのが逆に弱点になる。

自慢になるけど、ごめんなさい。

大学名的には、息子の方が上。

名門国立大なので、何の問題なく就職も出来るでしょうと。

親の心配は、むしろ娘の方だった位ですが。

結果的には、娘はトントン拍子で第一志望の企業から内定貰えました。


当然、学歴だけで就活が左右される物ではありませんが、就活は自分を見つめる事から始まるので、どうにか乗り越えてまた元気になって来春の就活に備えて欲しい。

頑張れ息子。

オバサマとのかけひきが面白かった

腰痛や何やで、体調不良の日が多いので、横になる時間が多いです。

肌掛けに使う「タオルケット」ですが、これを下に敷いて寝るとシーツより断然気持ちが良い事をこの夏知りました。

涼感素材より綿100%が好き。


一人一枚しかタオルケットがなかったので、下に敷くと、肌掛け用がないので買い増ししたくて、手頃で品質の良さそうな物を探していました。


「メルカリ」で相場チェック

私の中で予算は一枚4千円

「バーバリー」を使ってますが、薄手の割りにしっかりしていて、目もほどけてこないし、洗濯にも強い。

ジャストシーズンなので、値下がりせず、買えずにいました。


近所の布団屋に何気に立ち寄ったら、店員さんが近寄って来て「何をお探しですか」「今、決めて下さるならお安くしますよ」と。声を早速かけられました。

この店、いつも誰もお客さんいないんです。

でも、つぶれない不思議な店。

3人も「オバサマ」スタッフが居て、「買ってよ」アピールが最初から強目です。

なんと言うか。

相手に考えさせる「間」というか「空気感」を与えない感じが嫌。

会話しながら気持ち良く買い物をするお店ではないと思いました。

「さらっと見て帰ろう」と並べてある商品を何点が見て帰ろうとした所…


奥からボスみたいな「オバサマ」が出て来て「これがお勧め」と5800円の値札の「今治ブランド」をプッシュ。

私 「バーバリーみたいな質感が好きだから、この柔らかタイプは私の好みではないかな」

店員「今、あんなゴワゴワしたのは作ってないわよ」と。

言われて、買う気が更に下がった瞬間

店員「いくつほしいの?」

  「これ絶対良いわよ」

と御自分でもお使いな様子。

「洗濯しても、この柔らかさが続くのよ」

と押しが続きます。

触ってみると確かに柔らかくて気持ちいい。生地感も厚くて丈夫で、確かに良いかも。

と思い始めましたが、表情には出しません。

店員「いくつほしいの?」

   「今棚卸しだから在庫あってもしょうがないのよ」

私 「……」

店員「一枚千円は引くわよ」

  「二枚なら、もう少し」

私 「……」

  「二枚で8000円はどう?」

そこですかさず、無表情なまま

私 「二枚で7000円なら決めます」

店員「お客さん可愛い顔して言うわねー」

  「分かった。二枚で7500円ね」

私 「7500円で良いです。買います。」

とレジへ。

さっきと同じ文句をまた言われましたが。

そんな事はどうでもいい。

7500円でも、絶対WIN、WINなはず。

お客さん入ってないし、そんなにボンボン売れてないでしょ。


実際の使用感は満足してます。

良い買い物が出来ました。

「ちょっと図々しく」は、悪い事じゃない

夏休みで息子が帰って来ました。

大学の近くで一人暮らしをしています。


息子には、父と娘でスリランカ旅行に行く事を話してなかったので、経緯を話しました。

(私の感想も含めてね)


(少し余談。前回の私の心の揺れ…)

(棚ぼたで、海外旅行を難なくゲットした娘に最初は、何も感情も湧きませんでした。

だって、私は体調不良で旅行に行けない。

誰が旅行に行っても行かなくても、私自身が行けない状況は、何一つ変わらないでしょ。だから娘に対しても旅行に連れてって貰える時、「あら良かったね~」と、冷静に思ってたはずなのに、時間の経過とともに、もう一人の私が変な感情が勝手に言うんです。「何かズルくない?」と根っこのエゴの感情が出てきてムカムカして自分でもビックリ。)


これを、息子に話して。

最初は、自分でも冷静なんだけど「ねえズルくない?」って段々思い始めちゃって。「マインドフルネスしなきゃだよね。根っこにあるエゴにビックリした」

私に似て、冷静で甘えられないタイプの息子だから内心「その通りです。つじつまが合ってないです。」みたいな苦笑いをされて、その場を流されました。


その後、娘がバイトから帰宅。

ご飯を食べながら3人で何気ない雑談。

(今日の出来事や、最近見たネットフリックスの事)


その後、主人が帰宅。

ここで、話題が一転。

息子が「スリランカの話聞いて無いんだけどー」「いつ決まったの?」


主人「最近だよ。」

息子「へぇ~。」「いいな~。」「お姉ちゃんズルいよ~。」

と遠慮がちに、でもいきなりな感じ。


(やっぱり息子も、自分の利益が絡むと冷静さとエゴが見え隠れ)

そしたら、主人の反応が嫌そうじゃなく嬉しそうに…

主人「え~。行きたいの~?」

困ってないのに、困ったな~。みたいな感じの声。

この状況に私も娘も息子も目を合わせて思った。うんうん。行けー。

「チャーンス」あと一押し❗

息子「行きたーい」


はい。OK 出ました。

そこで息子が一言。

息子「お父さんチョローい」ニコニコ。

主人「チョロいって言わないでくれよー。」

息子「いや~もっとハードル高いと思ってた」

私「人生、多少図々しくなる方が得だね」


主人が「あ~あ~」ってまた一言呟いてたけど、娘の殺し文句以来、完全に「家族旅行」の頭に切り変わっていたみたいで。

息子の参加も「付いて来たいなら、ご自由に」って感じでした。


私「重たい荷物とか持って貰えば」

子供たち「そうだよ。何でも出来るんだよ」

主人「よし分かった。調べるのとか2人に全部任せよう。楽させて貰う。」まんざらでもなさそう。

家族がみんな、嬉しそう。


それを見てる私も嬉しい。